
主宰:涅鬼 -くろおに-
e-Mail:jugei@kurooni.com

はじめに

画像は九重町HPより
大分県南西部、山々に抱かれた 九重町(ここのえまち)。
その奥深く、標高800mを超える山中に涅鬼の住処がある。
澄み渡る空気と、昼と夜の寒暖差が織りなす、清らかな静けさ。
人の気配は少なく、ただ山の息づかいだけが感じられる、自然豊かな山里である。
九重連山の麓に広がる高原地帯は、
四季折々に表情を変える植物たちであふれており、
厳しい環境の中でも凛と佇むその姿は、
力強さと繊細さをあわせ持ち、
日々の暮らしに静かな彩りを添えてくれる。
この風光明媚な大地で
高山植物を中心とした山野草、樹木や苗木を、
良質な冷泉水を用いて大切に育てている。
樹芸への想い
樹芸とは、樹木を美しく健康に保つための園芸技術である。
ただの手入れではなく、「技術」と「芸術」の両方の側面を持つ。
日頃から樹芸技術を研究し、
自然の樹形に学び、創造を深め、手と時間をかけて育み、
急がず焦らず、山のリズムに合わせて樹を整えることを心がけている。
このブログで綴ること
- 標高800mの暮らし
- 高山植物や山野草の魅力
- 樹芸や日々の記録
- 各地の名木巡り
九重の風や土の匂いまで伝わるような、
そんなブログにできれば幸いだ。
どうぞよろしくお願い奉る。
経歴
生まれは福岡。
最初に触れた植物は観葉植物であった。
室内で育てる小さな緑から植物の世界に入り、
水やりや光の加減、用土の違いで
表情が変わる面白さに惹かれていった。
その後、土質に関わる業務に従事。
土の配合や性質、排水性や保水性、微生物の働きなど、
植物を支える“見えない部分”を学び、経験を重ねた。
「植物は土で決まる。」その実感は、
現在の基礎となる。
やがて関心は「樹芸」へ。
一本の樹と向き合い、
自然樹形を活かしながら時間をかけて
整えていく世界に魅了された。
限られた鉢の中で自然を表現する奥深さ、
年月とともに積み重なる風格。
技術だけでなく、
感性や忍耐も問われる世界であり、
今も学び続けている。
観葉植物から始まり、土壌の業務を経て、樹芸の道へ。
厳しい自然環境で育つ小さな花々に魅せられ、
その性質や土、水との相性を学び、
樹芸を軸に樹木の個性を活かした仕立てや
良質な苗木の育成方法など日々研鑽を重ねている。
